こんにちは、ドマゲティ英語留学&移住センター(DEEC)代表の増田です。
「親子留学は贅沢なんかじゃない。普通の家族だった私たちがそれでも選んだ理由」
今回は、「親子留学って贅沢じゃないの?」という声に対して、私たちの実体験から答えていきたいと思います。
「親子で海外留学」って聞くと、多くの方がまず思うのが、
「うちは普通の家庭だし、そんな余裕ないよ」
「お金持ちの人や、特別なスキルを持ってる人の話でしょ?」
実は私も日本にいたころは、まったく同じことを思っていました。
私は元々、日本で自営業をしていました。3人の娘に恵まれ20年以上の平凡な生活、しかし2010年離婚しました。
2012年にフィリピン・マニラに移住し、その後再婚。長女・次女が生まれ、マニラ、セブ、そして今のドゥマゲッティへと拠点を変えながら、日々、家族で生活を組み立ててきました。
決して“余裕のある家庭”ではありません。派手なキャリアや資産があるわけでもありません。むしろ、「毎月の生活をどう回していくか」で頭を悩ませる日々です。
でも、そんな“普通の家族”だったからこそ、
「できる範囲で、子どもにより良い環境を与えたい」という気持ちは、ものすごく強かった。
日本での生活に不満があったわけではありません。でも、朝から晩まで忙しく働いて、子どもとの時間が減り、
教育も型にはまっていく中で、ふと「これでいいのか?」という気持ちが湧いてきました。その後事業に失敗し離婚。
その後フィリピンに移住し家族にも恵まれ、ストレスはあったが、平凡な生活を続けてきた。
そんな時に出会ったのが、「フィリピンでの親子留学」という選択肢でした。
物価が安く、治安も比較的良いエリアもある。英語圏で、教育に力を入れている地域もある。
そして、親が一緒に学べるという環境。「これなら、普通の家族でもサポート業ができるかもしれない」と思ったんです。
私たちが最終的に選んだのが、ここドゥマゲッティ。フィリピンの地方都市で、日本ではあまり知られていない場所ですが、
住んでみて感じたのは「ここなら、家族で穏やかに暮らしていける」という安心感でした。
まず、生活費が日本の1/3ほどに抑えられます。家賃も、家族で住めるきれいな物件が1ヶ月3〜5万円。
食材も地元の市場で新鮮な野菜や果物が安く手に入ります。
外食しても、家族4人で千円ちょっと(ローカル店舗)。
「親子留学=高額」というイメージがあるかもしれませんが、ドゥマゲッティでは、節約しながら学びある生活が可能です。
そして、何より大きいのは、子どもが自然に言語を使う環境があること。うちの娘たちは最初、ビザヤ語が全く話せませんでした。でも、毎日地元の子どもたちと遊びながら、今では簡単な会話はなんとかできるようになりました。
「勉強」ではなく、「生活の中で」英語を覚える。これが本当の意味での学びだと、今では実感しています。
また、親である私たち自身も変わりました。
以前は、仕事と育児と家事に追われ、いつもバタバタ。「早くしなさい」が口癖に、ここに来てからは、時間の流れがゆっくりで、心にもゆとりができました。何気ない毎日が、家族の絆を深めてくれました。
「親子留学って、やっぱり特別な人だけの話でしょ?」そう思っていた過去の自分に言いたいです。
いいえ、親子留学は贅沢じゃありません。家族の未来に、本気で向き合った普通の家族の選択肢です。
確かに簡単な道ではありません。でもそれは、(多くの人が勇気がなくて選択しない道)というだけです。
そしてその先には、きっと日本では見られなかった子どもの成長と家族の変化が待っています。
今、不安や迷いを感じているお母さんへ。もしあなたの中に、「このままでいいのかな?」という気持ちが少しでもあるなら
その直感は、子どもと家族の未来を思ってのものです。一歩踏み出すことで、あなたとお子さんの世界は大きく広がるかもしれません。
そしてその時は、私たちが全力でサポートします。
「普通の家族でもできた」その証として、あなたの力になります。