こんにちは、ドゥマゲッティ英語留学&移住センター(DEEC)代表の増田です。
海外留学は「語学」ではない!!20代で取り返しがつかなくなる本当の理由
以前の記事で、
差は小学生では見えにくいこと
中学・高校で静かに現れること
AI時代で前倒しされていること
18歳で一気に広がること
をお伝えしてきました。
そして最後に、多くの方が一番誤解している点についてお話ししたいと思います。
それは、「海外留学=英語力」という考え方です。
英語は、正直あとからでも身につく
少し意外に聞こえるかもしれませんが、英語力そのものは、20代でも、30代でも身につきます。
オンライン英会話
AI翻訳
留学プログラム
今は、手段がいくらでもあります。
実際、経済学者の橘玲さんも『シンプルで合理的な人生設計』(ダイヤモンド社)の中で、次のように述べています。
「語学はスキルであって、人生の方向性そのものではない」
では、海外留学の本当の価値はどこにあるのでしょうか。
取り返しがつかなくなるのは「考え方」
本当に差がつくのは、人生の設計の仕方です。
海外や異文化の中で過ごした人は、無意識のうちにこんな前提を持つようになります。
世界は一つの国で完結していない
生き方は一つではない
環境は変えていいもの
これは、教科書では教えてもらえません。
一方で、留学経験のないまま20代に入ると、人生設計はどうしても「今いる場所」を前提に組み立てられます。

20代で分かれる「選択の幅」
20代になると、同じような学歴でも、選択の幅に差が出始めます。
海外インターンに行くか
日本企業にそのまま就職するか
別の国で働く発想があるか
海外経験のある人の多くは、「やる・やらない」を自分で選びます。
海外経験のない人は、「できるかどうか」で悩みます。
この違いは、能力ではなく、前提の違いです。
越境経験がキャリアに影響することは、すでに知られている
実は、海外経験とキャリア形成の関係については、以前から研究があります。
たとえば、教育社会学者の中原淳さんは『経験学習入門』(ダイヤモンド社)の中で、次のように述べています。
「人は、日常の枠を越えた経験によって、自分の前提を問い直す」
この「前提を問い直す経験」があるかどうかが、20代以降の進路選択・仕事観・人生観に大きな影響を与えます。
親が気づいたときには、方向性が固まっている
多くの親がこう言います。「英語はあとでやればいい」「大学に入ってからでも遅くない」
その通りです。
英語だけなら。
でも、人生の設計そのものは、20代前半でかなり固まります。
どこで、どう生きるか?
どんな働き方をするか?
何を当たり前とするか?
ここに差がつくと、後から修正するのはとても大変です。
海外留学は「生き方の練習と、選択肢の提供」
海外留学は、語学の勉強だけではありません。
それは、
違う価値観の中で立つ
正解のない世界で決める
環境を選び直す
生き方そのものの練習です。
これを経験した人は、20代で「人生は調整できるもの」だと知っています。
知らない人は、「今の延長で頑張るしかない」と思い込みやすい。
この差は、あとから気づいても簡単には埋まりません。
おわりに
海外留学は、英語が話せるようになるためだけ、のものではありません。
それは、世界をどういった前提に生きるかを体で知る経験です。
差がはっきり見えるのは、20代になってから。
でも、その土台はもっとずっと前に作られています。
分刻みで進化する、テクノロジー時代は、良くも悪くも確実に進みます。
今までの人類の歴史が証明するように確実です。
「まだ先の話」
そう思える今こそ、一度だけ考えてみてください。
この先、子どもが、どこでも生きられる前提を持っているかどうかを。

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