こんにちは、ドマゲティ英語留学&移住センター(DEEC)代表の増田です。
親子留学や移住をスタートしたご家庭にとって、毎日の食事は大きなテーマです。もちろん自炊をするのが基本になりますが、毎日料理を続けるのは大変ですし、子どもが学校帰りに「今日は外で食べたい!」と言うこともあります。
そんなときに役立つのが、ドゥマゲッティの外食事情です。実際、私の家族も週に数回は外食を取り入れており、生活をラクにしながら現地の食文化も楽しんでいます。今回は、親子留学の視点から見た外食事情と、おすすめレストランを紹介していきます。
● ドゥマゲッティの外食の特徴。
ドゥマゲッティは「学生の街」と呼ばれるほど大学が多く、レストランやカフェの数がとても充実しています。特に若者や外国人留学生が多いため、フィリピン料理だけでなく、イタリアン、韓国料理、日本料理など国際色豊かな食事が楽しめるのが特徴です。
価格帯は日本と比べて圧倒的に安く、ローカル食堂なら1人前100ペソ前後(約250円)から、ファミリー向けのレストランでも1人500ペソ以内(約1,200円程度)でお腹いっぱい食べられます。これが親子留学家庭にとって大きな安心ポイントのひとつです。
● 子どもと一緒に行きやすいお店。
親子で外食する際に重要なのは「子どもが食べやすいかどうか」です。スパイシーすぎる料理や油っぽいものは避けたいですよね。
【チキン専門店(例:Mang Inasal)】
フィリピンの国民的ファストフード。炭火焼きチキンが香ばしく、ライスもおかわり自由。子どもでも食べやすく、コスパ抜群です。
【ピザ&パスタのレストラン(例:Shakey’s, Alberto’s Pizza)】
どの店舗も子連れが多く、シェアしやすいメニューが豊富。フィリピン人はピザが大好きなので、味のクオリティも高いです。
【カフェレストラン(例:Sans Rival Bistro)】
デザートが有名なお店ですが、パスタやサンドイッチも揃っており、雰囲気も明るく清潔。子ども連れでも安心して利用できます。
私の家庭でも、子どもが疲れている日は「今日はMang Inasalでチキンね!」と即決することが多いです。
● 日本食レストラン。
「やっぱり日本の味が食べたい」というときに重宝するのが日本食レストランです。ドゥマゲッティには規模は小さいながらも、日本人オーナーが運営するお店や、日本風のメニューを揃えたレストランがあります。寿司やラーメン、カツ丼などが食べられ、親も子どももほっと安心できます。
特に長期滞在では、日本食レストランは単なる食事の場ではなく「情報交換の場」にもなります。留学生の親御さん同士で知り合ったり、現地の生活情報を交換したりするきっかけになることも多いです。
【居酒屋ひまわり】
店主が気さくな日本人、価格もリーズナブルで、(ドゥマゲッティ観光協会)の主催者でもあります。
● 衛生面の注意点。
外食で気になるのは衛生面です。フィリピンのレストランは基本的に清潔ですが、ローカル食堂では水の扱いが心配になる場合もあります。私の家庭では、以下のルールを徹底しています。
生野菜や氷は避ける(特に小さな子どもには)。
鶏肉や魚は火が通っているか確認する。
不安なときは有料のボトルウォーターを注文する。
この基本を守るだけで、体調不良をかなり防ぐことができます。
● 公的機関のアドバイス。
フィリピン保健省(DOH)は外食に関して以下のように注意を促しています:Consumers are advised to eat only in establishments that comply with sanitation standards and to avoid food that may not be thoroughly cooked.(消費者は、衛生基準を遵守している店舗でのみ食事をし、十分に加熱されていない食品は避けるよう推奨されている。) 出典:Department of Health, Philippines
親子留学の家庭にとっても、これは絶対に守るべき基本です。
● 増田からのアドバイス。
外食は「親子留学を続けるためのリフレッシュ手段」だと思っています。毎日三食自炊では親も疲れてしまい、ストレスが溜まります。週に数回、気軽に外食を取り入れることで家事の負担を減らし、親も子どもも笑顔になれるのです。特にドゥマゲッティは物価が安いので、外食をしても家計にそこまで大きな負担にはなりません。
むしろ「家事を手放す時間をお金で買う」と考えると、とても有効な投資です。
外食を通して子どもがフィリピン料理に慣れていく姿を見るのも大切な学びになります。そして時々、日本食レストランで「やっぱりお味噌汁は落ち着くね」と話しながら食卓を囲む。そんなバランスのとれた食生活が、親子留学を無理なく続ける秘訣だと思います。

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