こんにちは。南国フィリピン、ドゥマゲッティ英語留学&移住センターの増田です。
「個性が大事にされる教育!」
日本の学校では、どうしても「みんなと同じ」が良しとされがちです。
髪型、持ち物、発言の仕方まで、ある程度の“空気を読む力”が必要とされ、目立つことを避ける傾向があるのが現実です。
しかし、ドゥマゲッティーのインター校ではその真逆。「あなたはどう思う?」「あなたらしさを出してごらん!」という教育が基本です。
勿論基本的な校則(就学ルール)というものはあります。
しかし、日本のそれと違い(そのルールの本質的な意味は?)と思ってしまうような細かな形ばかりの校則は圧倒的に少なくなります。
例えば髪の毛の色も、黒髪、茶髪、赤毛、金髪まで様々です。
当たり前に様々な人種が集まっていますから、これも生まれながらの個性です。
大切に扱ってもらえる文化です。
たとえば、絵を描く授業では「みんなで同じものを描こう」ではなく、「自分が描きたいものを、自由に表現しよう」と言われます。服装や持ち物も自由度が高く、「それ変だよ」と言われることはまずありません。
実はこの、(指示されたものではなく自分の好きなものを書く「選択する」)ということが今の日本人の子供にとって大変難しいことのように思えます。
(叱られたらどうしよう?笑われたらどうしよう?)が先行して行動できない。
この行動の出発点から、国際社会でのコミュニケーションランクの低評価につながっているようです。
何でもまずやってみる。
他人は他人、自分は自分、気にしない!
こうした環境では、子どもたちの個性・感性・発想力がぐんぐん伸びていきます。
もちろん最初は、「うちの子、自己主張が苦手だから心配…」と感じるかもしれません。でも、無理に発言させたり、目立たせることはありません。先生たちは、一人ひとりの性格やペースを丁寧に観察し、その子の「ちょっとの勇気」を引き出してくれるのです。
ドゥマゲッティーのインター校の先生はこれらの気遣いのプロです。
更に失敗も笑って終わらせてしまう、懐の深い相棒のようでもあります。
小さな「やってみたい」を後押しし、「できたね!」と認めてくれる。このサイクルが繰り返されることで、子ども自身が「自分には価値がある」と思えるようになるのです。
成功体験というのでしょう。小さな体験をクラスメイトと先生の両方からさせてもらうことである程度の時間が経過すると、自己概念(自己承認力)が強い子になっていきます。
また、子ども同士も「違って当たり前」という価値観が根付いているので、「うまく言えなかった」「ちょっと変わってる」といったことで否定されることはほとんどありません。
国際基準で生徒が集まるわけですから、もともと見た目も、考え方も違っていて当たり前ですから、自然とこうした環境になっていくわけですね
日本の学校の中にいてはほとんどあり得ない(すべてではありませんが)成功体験がたくさん感じられることで、自信を持ち、他人を尊重しつつも、自分の意見や考えははっきり発言できる子に成長していきます。
インター校の「個性重視の教育」は、今後ますます求められる国際社会で生きる力を育てるもの。
言い過ぎかもしれませんが、今の日本の学校に足りないものがたくさんそろっているのが、ここドゥマゲッティーの学校かもしれません。
子どもたちが安心して自分を出せる環境が、未来への自信と可能性を広げていきます。親としても、「うちの子らしさ」を信じて伸ばしてあげたくなる、そんな学びの場がここにあります。