こんにちは。南国フィリピン、ドゥマゲッティ英語留学&移住センターの増田です。
「食事はランチボックス or 現地フード!」
「給食じゃないの!?」「食事の安全は?」
お母さんとしては、毎日子どもが食べるものだからこそ、気になりますよね。
ドゥマゲッティーのインター校では、ランチスタイルは主に2パターンです。
① 家からランチボックスを持参
② 校内カフェテリアでランチを購入
どちらか選べる場合が多く、自分のスタイルに合わせて対応できる自由さが特徴です。
ランチボックスは、おにぎり・卵焼き・フルーツなど、シンプルなものでOK。
一方で、カフェテリアではフィリピン料理(アドボ、パンシット、春巻き)や、パスタ・サンドイッチ・スープなどの世界各国の軽食が提供されることも。どれも価格は非常に安価で、1食50〜100ペソ(約120〜250円)程度。
気になる栄養バランスについては、どの学校も「子どもが食べやすい・健康的・アレルギー配慮」の3つを重視。親が希望すれば、食材制限の相談や、持ち込みOKな食品についても確認できます。
また、日本のように「絶対みんな同じものを食べる」というスタイルではないので、偏食や食事の個性に柔軟に対応できるのもポイントです。
しかもこのランチタイムは日本と違い1時間以上取られることがほとんどです。
保護者のIDカードを提示すれば校庭内に入って、お子さんと一緒にランチを楽しむことだってできますし、ある程度の保護者は登校時に同行して、そのままランチまで校庭内の待合スペースでゆっくり待っている方もいます。
更には10時頃の休憩時間はスナックタイム(おやつの時間)になりますので、これもお子さんと一緒に過ごすことになります。
スナックタイムは午前10時前後と午後の3時前後の1日2回あり、お菓子やドリンクなどを持参するか近所で買ってきて楽しむわけですから、保護者によっては朝の登校時に、ランチボックス、おやつタイム用のスナック×2回分を持参することになりますね。
大変ですが、毎日が親子同行の遠足のような感じです。
家の中だけでなく学校内での親亜子のコミュニケーションができるのも異文化体験として素敵なことではないでしょうか?
そんな中で、クラスメイトのお母さんと一緒にランチしてお弁当を交換したり、お話しできたりして自然なコミュニケーションも生まれたりします。
日常の中で自然と子供同士、親同士が仲良くなれるチャンス。
こういう雰囲気の上に語学学習が重なっていくと、自然な勉強になっていくように見えます。
日本の場合、栄養士が決めた献立による給食が一般的で,親としてはお弁当を作る手間が省けるところですが、ドゥマゲッティでは毎日がお弁当の日ということになります。
学校によってですが、校門のすぐ前に青空食堂の良いな屋台が立ち並び、それぞれ好きなものをつまみ食いできるようなランチスタイルも人気があります。
これらの店は、やはり50ペソから100ペソでフルーツシェークから、ライスボールまでいろいろなメニューのお店が立ち並び、まるで日本の縁日のようににぎわいます。
さらに、「フードデー」では、子どもたちが簡単な調理体験をしたり、好きな食材を持ち寄ってシェアしたりする機会も。食を通じて異文化交流を学べる、貴重な時間になります。
学校でも食を楽しみながら、コミュニケーションする時間を大切にするフィリピン独自の文化を感じます。
ドゥマゲッティーの食事スタイルは、「自由で楽しく、安全で柔軟」。子どもたちの健康と笑顔を守りながら、親の負担も減らせる工夫が詰まっています。