こんにちは。南国フィリピン、ドゥマゲッティ英語留学&移住センターの増田です。
「テストよりプレゼン(表現力)重視!」
日本の学校といえば、定期テスト、漢字テスト、計算テスト…。
点数で評価される機会が多く、子どもたちは「良い点を取る」ことに強いプレッシャーを感じがちです。
もっと言えば、学校の勉強以外の参考書や学習塾などは、この高得点を促すことに特化した課題を提示しその実績を争うものが多く、記憶力重視型のフォーマット学習が基本と感じます。
一方で、ドゥマゲッティーのインター校では、その逆。「テスト」は補足的であり、子どもたちの理解度や成長を測る方法として、プレゼンテーションやプロジェクト型課題が重視されます。
たとえば「好きな動物について調べて、クラスで発表しよう」という課題では、子どもたちは図書館で調べ、図や写真を用いてスライドを作り、発表練習を繰り返します。
この過程で学ぶのは、
① 情報を集める力(最近では、公立小学生でも宿題でAI活用)
② それを要点にまとめる力
③ 自分の言葉で伝える力
④ 聞いている人に伝わるように話す力
など、生きる力に直結する人間力スキルです。
また、間違っていても「チャレンジした姿勢」や「成長の過程」をしっかり評価してくれるのがインター校の文化。これは、日本の「答えが合っているかどうか」一辺倒の評価とはまったく違います。
もっと言えば、(どうしたらこの子は、チャレンジしてくれるだろう?)
と学校側も考えて、まさにチャレンジを続けてくれています。
インター校(あくまで私立)ですから、生徒のモチベーションになり事案を常に探し、競争しているのが見て取れます。
こうした傾向は、良い意味で入学生(消費者)目線で、努力してくれている点でw他紙たちにとっては重要なポイントです。
学校も企業努力ということでしょうね((笑))。
総合的に良い意味で、間違えに近い解答を出した生徒も個性。
正解に近い解答を出した生徒も個性、という文化があります。
お母さんの立場としては、「うちの子、人前で話すの苦手だから大丈夫かな…?」という不安があるかもしれません。
ですが、インター校の先生たちは一人ひとりの個性や性格をよく理解したうえで、無理なく発表できる環境を整えてくれます。
たとえば、いきなり全員の前で発表するのではなく、まずはペアで話す→少人数のグループで発表→最後にクラス全体…と段階を踏むような工夫を見ることがあります。
家庭でもできるサポートとして、「おうち発表会」がおすすめです。
簡単な紙芝居や、今日あったことを3文で話すなど、日常会話の延長で“伝える練習”を取り入れてみましょう。
無理なく楽しく遊びの延長でできることが長続きのポイントです。
「話し方」だけでなく、「自分の考えをまとめる」「資料を整える」「人前で声を出す」という行為に少しずつ慣れていくと、学校でのプレゼンにも自信を持って臨めるようになります。
私自身、子供のころの学校での勉強の思い出で鮮明に残っているのは、自分の表現したものをほめてもらったり認めてもらったことです。
先生という大人も勿論ですがクラスメイトに受け入れてもらったことが、すごく自信になった覚えがあります。
こういう体験を、日本の学校にいるよりも数倍体験可能なのが、ドゥマゲッティの学校の持っている文化です。
テストの点ではなく「自分の言葉で伝えること」が評価される。それが、ドゥマゲッティーの教育スタイルです。評価に縛られずに、子どもが主体的に学び、成長していく姿は、きっとお母さんにも大きな安心と新しい希望を与えてくれるはずです。