こんにちは。南国フィリピン、ドゥマゲッティ英語留学&移住センターの増田です。
「授業は全部英語!」
フィリピン、ドゥマゲッティーのインターナショナルスクール(以下インター校)では、授業も日常会話も すべて英語 で行われます。初めて英語を学ぶお子さんにとっては、不安に感じるかもしれません。しかしご安心ください。インター校では、初級者にも段階的に慣れていけるよう、ビジュアル教材や動画の併用が標準装備されています。短いフレーズ+身体表現で導入するなど、ゲーム感覚で英語に親しむ工夫もあります。
さらに、授業だけでなく、校内での放課後の会話や図書室の案内、掲示物も基本英語オンリー。こうした環境に慣れることで、「英語圏にいるんだ!」という意識が芽生え、語学習得のモチベーションが自然と高まります。
所謂、私たちが日常経験する(英語を話す恥ずかしさ)が薄れていくわけですね。
家庭でサポートするにはどうしたらいいか?おすすめは、まず 絵本の多読です。日本語訳付きのバイリンガル絵本や、小さな絵本から少しずつ読み進めていくのが効果的。親子でページをめくりながら、「This is a cat」と音読したり、登場人物になりきってセリフを言ったりするだけで、子どもの耳が「英語モード」に入ります。
次に、英語の歌や手遊びがいいですね。YouTubeやCDで「Old MacDonald」「Head Shoulders Knees and Toes」など、動きながら覚えられる歌は、遊びながら英語のリズムや音に親しめて、気づいたら英語が口から出るようになります。最初は親子で一緒に歌ってみましょう。
これはクラスメイト間でも自然と出てきます。
私自身も学校の送迎中に外国人クラスメイトと、はやりの歌を一緒に歌っている様子をよく見かけます。
子供の流行に国境は薄いようです。
また、放課後に英語で 簡単な一言日記を書く習慣もおすすめです。「I played soccer(サッカーした)」「I ate mango(マンゴー食べた)」だけでOK。短くても英語を書く機会が継続することで、「書く」ことへの抵抗がなくなっていきます。
頭でわかっていても、書き出すことで文字認識がさらに日常的英語を受け入れやすくするようです。
スマホ文化の関係もあり、日常から(書く)という行為が減少している現代、メモをすることで直観力が生活ベースで定着していきます。
そして何より、「ママやパパも応援しているよ」という安心感を伝えてあげてください。「おうちでは日本語でもいいよ」と伝えることで、お子さんの心が安定して英語へのチャレンジをしやすくなります。家庭でのほんの少しの工夫が、学校での「全部英語」の環境への適応を格段に助けます。
滞在先の自宅に帰ってきたら、いつもの家族と一緒にリラックスさせてあげるのが、長続きのポイントになってくるケースをたくさん見てきました。
特に食事中などは、今日会ったことの感想などをお子さんに思いっきりアウトプットさせてあげてください。
アウトプット(声に出す)ことで、その体験がさらに強くお子さんのベースに浸透します。
このように、「授業は全部英語!」という大胆なスタイルでも、学校側のサポート体制と、家庭での声かけや習慣づくりで、お子さんは安心してのびのび学べるようになります。そして何よりも強いのはクラスメイトとの自然なふれあいです。
日本では考えられないくらい人懐っこい性格のフィリピン人に加え、母国語が英語ではなくやはりなれないヨーロピアンなどの子供との触れ合いが、
(自分だけが英語を知らないわけじゃあない、大丈夫!!)
という感覚を作ってくれます。
日本から離れた場所でも、しっかりと通えるようになるポイントを丁寧にサポートいたします。