main-img

家族の絆

  • 2025.09.09

こんにちは。ドマゲティ英語留学&移住センター(DEEC)代表の増田です。

「移住で家族はバラバラになる?いいえ、私たちは“絆”を強くしました」


今日は「家族の絆」という少しセンシティブだけど、すごく大切なテーマについて、私たち自身の経験をもとにお話しさせてください。


「移住って、家族の絆を壊すんじゃないの?」
「子どもがなじめなかったり、惨めな思いをしたらどうしよう」
「夫婦の意見がすれ違ったら?」


親子留学や海外移住を考えているご家庭から、こういった不安の声をよく耳にします。実際、私たち家族も、最初から仲良しこよしで移住できたわけではありません。
私は2012年にフィリピンに渡り、その後現在の妻と結婚。
長女(現在9歳)と次女(6歳)に恵まれ、家族4人でマニラ→セブ→ドゥマゲッティと移り住んできました。
子どもが小さければ小さいほど、海外(どこでも同じですが)での生活は慎重になります。環境の変化、言葉の壁、学校のシステム…。私たちもたくさんの心配と向き合ってきました。
移住当初は、日々の小さなことでも「すれ違い」が起きました。
たとえば、娘たちの学校選び。現地校に通わせるか、インターナショナルスクールか…。
夫婦間でも意見が割れました。私としては、ローカルに馴染んでほしいと思っていたけれど、
妻は「言葉が通じず、ストレスにならないだろうか」と慎重派でした。


こういう時って、どうしても“正しさ”を主張したくなりますよね。そうです!日本人特有の(ねばならないシリーズ)。


でも、大切なのは「どっちが正しいか」じゃなくて、「どうすれば家族全員が安心して楽しくできるか」なんだと、時間をかけて気づきました。頭の固い日本人代表選手の私ですから、子供より私自身が深く考え込んでいました((笑)。

何度も話し合い、時にはけんかもしました。でも、話し合いを重ねたからこそ、お互いの気持ちに気づけたし、
「家族で一緒に決めた」という実感が、後々大きな支えになったんです。
移住後しばらくは、子どもたちも不安定になりました。親として、「この選択は間違っていたのかも…」と悩む夜もありました。


でも、そんな時こそ“家族の時間”を大切にしようと決めました。
週末にはできるだけ家族で外に出て、自然の中でリラックスする。たったそれだけのことだけど、その積み重ねが、子どもたちの安心感につながっていったんです。それからは、家族の“共通の目標”ができたんです。


「この街で、家族みんなで成長していこう」


引っ越すたびに、ゼロからの生活。水道の出ない夜、電気の止まる夕方、段取りがつかない買い物。それでも、毎日を一緒に乗り越えていくうちに、気づけば私たちは、前よりもずっと「チーム」になっていました。
家族って、楽しいことだけじゃなく、大変なことも一緒に経験するから絆が強くなるんだと思います。
今では、子どもたちも「ドゥマゲッティが好き」と言ってくれます。夫婦の会話も以前より増えましたし、
何より「この道を選んでよかった」と、家族全員が心から言えるようになりましただから今、不安で一歩踏み出せないお母さんに伝えたいです。


「移住=家族がバラバラになる」なんてことは、ありません。むしろ全くその逆で、絆を深める最高のチャンスになるでしょう。もちろん、楽な道じゃありません。でも、あなたの子どもにとっても、あなた自身にとっても、自分らしく生きる力が育つ環境が、海外にはあると思います。
そして、私たち増田家は、そんな家族の挑戦に賛同します。子どもが笑い、親が安心できる場所。それが、ここドゥマゲッティです。
あなたのご家族の新しい一歩を、心から応援しています。