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子供が『英語で友達を作った』感動体験談。

  • 2025.12.03

こんにちは、ドマゲティ英語留学&移住センター(DEEC)代表の増田です。

今回は「子供が『英語で友達を作った』感動体験談。」というタイトルで、実際の体験を元に、「英語を使う環境で子どもが友達を作るプロセスとその感動」をお伝えします。信頼できる留学体験記事とも照らし合わせながら、親として知っておきたいポイントも含めて書いていきます。

 

子供が「英語で友達を作った」感動体験談

親子留学・インター校通学を考える中で、「友達できるかな…」「英語ができないと話しかけられないのでは?」という不安を持つママは多いです。ですが、英語初心者でも、安心できる環境とちょっとしたきっかけがあれば、子どもは自然と友達を作り、その経験が大きな自信になります。以下はその実例と、そこから見えるポイントです。

 

 

実例紹介:ドゥマゲッティ近辺での体験

以下は、DEECでサポートしたご家庭の子どもさんが、インター校で「英語で友達を作った」体験談です。

〇スタート地点

日本からドゥマゲッティに来て、英語での会話はほぼゼロ。日本語での挨拶・簡単なフレーズはわかるが、クラスメイトに話しかけるのが怖い、間違えることへの不安が強い、という状態でした。

〇きっかけ

学校でペア・グループワークをする授業があり、先生に「ペアを変えて話してみよう」と声がかかったことがきっかけでした。最初は黙って相手の話を聞くことが多かったそうですが、相手が優しく「この教科でわからないところある?」と日本人ではない友だちが聞いてくれたことで、少しずつ応じられるようになりました。

 

〇環境の後押し

・学校行事(遠足・運動会・ピクニックなど)で混合グループで活動する機会が多く、遊びながら自然と会話が始まった

 

〇感動の瞬間

入学から約 5〜6か月後、「休み時間に隣の席の子から “Do you want to play?” と誘われた」ということ。しかもその子はフィリピン人で、英語だけでのやりとり。子どもは最初考えてから、少し恥ずかしそうに “Yes, let’s play.” と答え、その後しばらく遊具で遊んだそうです。その後、この友だちとは毎日休み時間に一緒に過ごすようになり、授業以外でも英語での会話が増えていきました。

やはり休み時間のきっかけは大きい。

 

〇その後の波及効果

友達ができたことで休み時間を楽しみにするようになり、英語で話すことの抵抗が少し減った。授業での発言回数も増え、先生にも “I have a question.” と自分から言えるようになった。家庭での英語練習にも前向きになり、「今日は友達にこんなこと言ったよ」と嬉しそうに報告するようになった。

 

〇公的研究・他国の体験とも共通する「友情を通じた学び」

こうした体験は、海外での留学・国際校通学を扱った記事や調査でもよく語られています。

あるインター校 のブログでは、留学中にできたルームメイトやクラスメイトとの友情が、「生涯の宝物」だと語る記事があります。「最初は顔見知り程度だったけど、共通の興味や文化をきっかけに親しくなった」という内容。

ある韓国人の留学体験記事でも、「最初は言葉の壁で会話がぎこちなかったが、グループ活動や旅行などを通して友達と絆ができ、留学経験の中での思い出=友情」の比重が非常に高いと語られています。

これらからも、「英語で友達を作る経験」はただの社交能力の向上だけでなく、語学学習・自信・異文化理解など多くのプラス効果をもたらすことが裏付けられています。

 

 

親として見ておきたいポイント・サポートできること

このような友情が生まれるかどうかは、いくつかの要素で左右されます。親として準備・関わることで、子どもの出会いと友情を後押しできます。

 

〇小さなきっかけを見逃さない

授業でのペア活動・グループワークや学校行事など、「誰かと関わる機会」があるものを学校通知表などでチェックし、子どもに「こういう時に話しかけてみようね」と声をかける。

失敗を恥ずかしがらず(間違っても大丈夫)の精神で寄り添う。

 

〇発話の恐れを和らげる雰囲気づくり

家庭でも「間違えていいよ」「上手じゃなくていい」と言う言葉をかけたり、子どもが英語を話したい気持ちを尊重する。

 

〇共通の興味を共有する機会を探す

スポーツ・ゲーム・アート・音楽など子どもが興味を持てるクラブやアクティビティに参加させることで、「共通点」が会話・友情のきっかけになる。

 

〇学校と家庭のコミュニケーションをつなぐ

学校に「新しい友達をつくるサポートをしてほしい」「バディ制度/休み時間でのサポートをお願いしたい」など、親からも要望を伝える。

家庭で子どもに「今日は誰と遊んだか」「何を話したか」などを聞いてあげる。

 

〇一歩踏み出す体験を尊重する

最初は誘われない・声かけられないこともあるが、それでも子ども自身が声を出す体験を少しずつ促す。親や先生がそばで励ますことが大切。

 

 

感動の意味:友情がもたらすもの

 

〇友達を英語で作るという体験は、ただ会話の練習になるだけではありません。

 

〇子どもが「英語が通じた」という成功体験を積むことで、自信が増す

 

〇英語を使うことが怖くなくなる・話す機会を自分から探すようになる

 

〇学校生活が楽しくなる、休み時間・授業以外での居場所ができる

 

〇異文化理解力が育ち、多様な価値観を持つ友だちとの交流が子どもの視野を広げる

 

 

まとめ

子どもが英語で友達を作るという体験は、「言葉を学ぶ」以上に子どもの心を大きく動かすものです。最初は勇気が要るかもしれませんが、インター校にはそのチャンスとサポートがあり、友情のきっかけが自然と生まれることが多いです。