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子どもが現地の友達を作るまでに必要な「3つのステップ」

  • 2025.09.16

こんにちは、ドマゲティ英語留学&移住センター(DEEC)代表の増田です。

海外移住や親子留学を考えるママたちにとって、気になることの一つが

「子どもは現地で友達を作れるのかな?」という点ではないでしょうか。

英語がまだ不十分、文化も違う、そんな環境の中で子どもが友達を作れるかどうかは、親にとって大きな心配事です。

でも安心してください。ドゥマゲッティの子どもたちはとてもフレンドリーで、新しい子を受け入れる雰囲気があります。ただし、そこにたどり着くまでにはちょっとしたステップが必要です。

ここでは、子どもが現地で友達を作るための3つのステップをご紹介します。

●ステップ1:安心できる環境を整える  

子どもは新しい環境に飛び込むとき、不安と期待が入り混じった気持ちになります。言葉がわからない状態ではなおさらです。最初のステップは「安心感を持てる環境を整えること」。

具体的には…

親が笑顔でいること:ママが不安そうだと、子どもは敏感に感じ取ってしまいます。

「ママも大丈夫、だからあなたも大丈夫」と態度で示してあげることが大切です。

 

小さな交流の場を用意する:いきなり学校で大勢の友達を作るのはハードルが高いもの。

まずは近所の子どもや、日本人・外国人移住者の家庭と一緒に遊ぶなど、安心できる少人数の場から始めてみましょう。母国語で気持ちを整理させる:英語ができなくても、「今日はどんな子がいた?」「楽しかった?」と日本語で気持ちを話させてあげることも安心につながります。

 

●ステップ2:小さな勇気を繰り返す  

友達づくりに欠かせないのは「自分から一歩踏み出すこと」。でも子どもにとってこれはとても勇気がいることです。だからこそ親が背中を押してあげるサポートが重要になります。

挑戦の具体例:簡単なフレーズを練習する

:「Can I play?(一緒に遊んでいい?)」など、一言で仲間に入れるフレーズを覚えておくだけで行動がしやすくなります。

一緒に遊べるツールを持つ

:ボールやシャボン玉など、言葉がなくても楽しめるアイテムは友達づくりのきっかけになります。親子で一緒に挑戦する:子どもだけに任せず、最初はママも一緒に遊びに加わると安心。少しずつ「ママがいなくても大丈夫」となっていきます。ここで大切なのは「完璧に英語を話せなくてもいい」ということ。遊びの中ではジェスチャーや笑顔が言葉以上に強力なコミュニケーションツールになります。

 

●ステップ3:成功体験を積み重ねる  

一度でも「友達ができた!」という体験をすると、子どもは一気に自信を持ち始めます。この成功体験をどう積み重ねていくかが、海外生活を楽しめるかどうかの分かれ道になります。

親ができるサポート:成功をしっかり褒める

たとえ5分でも一緒に遊べたなら、「すごいね!友達できたね!」と大げさなくらいに褒めてあげましょう。

日記や絵に残す:「今日は○○と遊んだ!」と記録することで、子ども自身が成功を振り返りやすくなります。

繰り返し挑戦できる場を用意する:同じ友達に会えるように、公園や習い事など継続して交流できる場所に通うことも大切です。

こうして小さな自信を積み重ねることで、子どもは自然と自分から友達を探すようになります。

 

ママにとっての学び  

子どもの友達づくりを見守る過程は、実はママ自身にとっても大きな学びになります。「自分も英語が完璧じゃなくても大丈夫」「一歩踏み出すことが大切」という気づきは、親子共通の体験となり、絆を深めてくれます。また、友達づくりを通して子どもは異文化を自然に受け入れ、国籍や言語にとらわれない柔軟な視点を育みます。これは将来にわたって大きな財産になるはずです。

 

●まとめ  

子どもが現地で友達を作るには、安心できる環境を整える  

小さな勇気を繰り返す 

成功体験を積み重ねるという3つのステップが大切です。

親子で一緒に挑戦していくことで、子どもはどんどん自信をつけ、笑顔で新しい世界を楽しめるようになります。海外での生活は決して楽なことばかりではありませんが、友達を作る経験は子どもにとって「言葉を超えた心のつながり」を教えてくれます。そして、それを支えるママにとっても、かけがえのない成長の時間となるでしょう。