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住む場所の確保① 「親子で安心!おすすめエリアの選び方」

  • 2025.09.22

こんにちは、ドマゲティ英語留学&移住センター(DEEC)代表の増田です。

親子留学で一番大事なことのひとつが「住むエリア選び」です。

学校やビザの準備が整っても、結局のところ「住む場所」が快適で安全でなければ、親子の留学生活はスムーズに進みません。私自身、これまでドゥマゲッティで多くのご家族を案内してきましたが、「エリアの選び方」で留学生活の満足度が大きく変わるのを目の当たりにしてきました。  

● ドゥマゲッティの基本エリア。  

まず大きく分けて、ドゥマゲッティ市内は 中心部(ダウンタウン) と 郊外エリア に分けられます。

【中心部(ダウンタウン)】  

大学やショッピングモール、病院が集まるエリアで、生活の利便性が高いのが特徴です。歩いて買い物や病院に行けるため、初めてフィリピンで生活する方や小さなお子さんがいる家庭におすすめです。ただし交通量が多く、夜でも人通りがあるため騒がしく感じることもあります。   

【郊外エリア】   

空港に近いシブランや、自然豊かなバレンシアは、治安がよく落ち着いた環境を求めるご家庭に人気です。

静かで空気がきれい、さらに一軒家タイプの住居が多く、子どもがのびのび遊べる点も魅力です。その一方で車移動が基本になるため、レンタカーや送迎サービスが必要になります。  

● 治安のチェックは必須。   

フィリピンと聞くと「治安は大丈夫?」と心配になる親御さんが多いですが、ドゥマゲッティはフィリピン国内でも最も治安の良い都市のひとつです。

実際に、フィリピン国家警察(PNP)は治安状況について以下のように発表しています:Dumaguete City has consistently been cited as one of the safest cities in the Philippines.ドゥマゲッティ市はフィリピンで最も安全な都市のひとつとして一貫して評価されている)。出典:Philippine National Police   

もちろん、治安が良いとはいえ油断は禁物です。中心部ではスリや置き引きが発生することもあるため、夜間の外出や現金の持ち歩きには注意が必要です。特に親子での生活では

「徒歩で安心して移動できるか

「近所に信頼できる病院や学校があるか」を基準に考えると安心です。

家賃ばかりを優先すると、以上をカバーするために逆に経費が掛かったりしますので要注意です。 

  

● 学校との距離をどう考えるか。   

親子留学では、子どもが毎日通う学校へのアクセスが最重要ポイントです。徒歩圏内に学校があれば理想的ですが、現実には車で10〜20分かかるケースが多いです

私がサポートしたご家庭の中には「学校まで車で5分」という立地を優先した結果、毎日の送迎ストレスが少なく非常に快適に過ごせた例もありました。逆に「安さを優先して郊外に住んだら、渋滞で送迎に30分近くかかる」というケースもあります。

● エリア選びのコツ(増田流)。   

【最初の1カ月は市内中心部に住む】   

生活に慣れるまでの間は、スーパーや病院が近い方が安心。   

落ち着いてから郊外への移動を検討。  

静かな環境を求めるなら、バレンシアやバコーンやダウィンなど自然豊かな場所へ。 

郊外といえど、ほとんど渋滞がない国道(信号機もないんです)をひたすら走るだけですから、隣町と云えど遠くても20分くらいで市街地に当着できます。   

【必ず昼と夜の雰囲気を確認する】  

昼間は賑やかでも、夜になると街灯が少なく不安になるエリアもあります。  

親子留学の成功は「安心できる住環境」にかかっています。私の経験から言えるのは、「便利さ」と「静かさ」をどうバランスするかが一番のポイントだということです。

まずは安全第一で住む場所を決め、そこから徐々に家族に合ったライフスタイルを見つけていくことをおすすめします。