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ドゥマゲッティ移住後、ママが直面するコミュニケーションの壁とその乗り越え方

  • 2025.09.16

こんにちは、ドマゲティ英語留学&移住センター(DEEC)代表の増田です。

「海外で暮らしてみたい。でも英語力に自信がないし、現地の人や先生たちとうまくやっていけるかな…?」

親子留学や移住を考えるママにとって、一番の不安は言葉の壁ではないでしょうか。

フィリピン・ドゥマゲッティは治安が良く、物価も安く、子育て世代にも人気の街ですが、それでも新しい土地での生活には必ずコミュニケーションの壁が立ちはだかります。

今回は、実際にドゥマゲッティに移住したママたちが直面しやすい課題と、その乗り越え方についてお伝えします。

1. 現地の人とのコミュニケーションの壁。

ドゥマゲッティの人々は明るくフレンドリー。英語を話す人も多く、ママたちにとって大きな支えになります。しかし、フィリピン独特の訛りやスピード感に最初は戸惑うことも。例えばスーパーで買い物をする時、金額の聞き取りに苦労したり、レストランでオーダーがうまく伝わらなかったり…。そんな些細な出来事が積み重なると、「自分の英語じゃ通じない」と落ち込んでしまうこともあります。

乗り越え方

:ゆっくり話してもらう勇気を持つ

:「Could you speak slowly, please?」と笑顔でお願いするだけで会話はぐっと楽になります。

スマホの翻訳アプリを味方に:初期は無理に完璧な英語を話そうとせず、ツールに頼るのも立派な方法です。

通じた!を積み重ねる

:買い物や挨拶など、簡単なやりとりを成功体験に変えていきましょう。

*そもそも、多くのフィリピン人は間違えや、勘違いをあまり深刻に捉えません。(笑って許して)を武器にちょっと不器用なふりをするくらいで大丈夫です(笑)。

 

2. 日本人コミュニティとの距離感。

ドゥマゲッティには日本人移住者も少なくありません。同じ母国語で安心できる存在は、心強い味方。ただし、日本人同士だからこその距離感の難しさもあります。例えば「ドゥマゲッティはどれくらい前から?」「子どもの学校はどこ?」「どんな生活をしているの?」など、情報交換が自然に始まりますが、人によっては距離が近すぎて疲れてしまうことも…。

逆に、日本人とだけ関わってばっかりで、せっかくの海外経験が狭まってしまうリスクもあります

乗り越え方

:「心地よい距離感”を意識する」

無理に全員と仲良くする必要はありません。自分と相性の合う人とだけ関わるので十分。ドゥマゲッティに来てまで無理に良い人を演じる必要はないと思います。「情報はありがたく、選択は自分で」移住者の体験談は貴重ですが、最終的に判断するのは自分と家族。流されすぎない姿勢が大切です。ドゥマゲッティのローカルの人達のように(あなたはあなた、自分は自分、みんな楽しく!)で行きましょう。

3. 外国人移住者との交流 

ドゥマゲッティは欧米や韓国、中国など、多国籍の移住者が集まる国際的な街でもあります。カフェや公園で子どもを遊ばせていると、自然に会話が始まることも多いです。最初は「英語が下手で恥ずかしい」と感じるかもしれませんが、外国人移住者も同じように「第二言語」で生活しています。完璧である必要は全くありません。むしろ、「私もまだ勉強中なんだ」と素直に伝えることで、相手も安心してくれることが多いです。とにかくゆっくり、行きましょう。

挑戦してみたいこと  (国際的なママ友をつくる)

お互いに英語が完璧でなくても、子どもを通して自然に打ち解けられます。(文化交流の楽しさを体験する)お互いの国の料理を持ち寄るパーティーなど、家庭的な交流はママにも子どもにも良い刺激に。

4. 子どもが直面する壁と親のサポート  

子どもたちは大人よりも吸収が早く、現地の学校や遊び場で自然に英語を覚えていきます。しかし最初の数週間は「言葉が通じない」「友達ができない」と不安を抱えることも少なくありません。私たちのサポートしたご家族の半分以上がそうでした。親ができるサポート「大丈夫、少しずつ慣れるよ」と安心感を与える学校や習い事でできた小さな成功を一緒に喜ぶ。

ママ自身も挑戦している姿を見せる。子どもは親の背中から勇気を学びます。

そうはいっても基本は自分のペースで、ここはドゥマゲッティ、日本のペースは不要です(笑)

5. コミュニケーションの壁を越えた先にあるもの  

最初は戸惑いや不安でいっぱいでも、少しずつ慣れてくると、ドゥマゲッティでの生活はぐっと楽しくなります。買い物がスムーズにできるようになったり、ママ友とおしゃべりできるようになったり。子どもも外国の友達と笑いながら遊ぶ姿を見せてくれます。

そのとき、ママは気づくはずです。「完璧な英語じゃなくても、ちゃんと伝わる」「異文化の中で暮らすって、思っていたよりもずっと温かい」

*日本で失敗したり、恥をかいたりする尺度がドゥマゲッティでは全然違います。笑ったりバカにする人が本当に少ない、当たって砕けるになれることが一番の近道。親子で一緒に壁を乗り越える経験は、きっと将来にわたって大きな宝物になるでしょう。

まとめ  

ドゥマゲッティでの生活は、コミュニケーションの壁をどう乗り越えるかが大きなポイントです。現地の人には「ゆっくりお願い」と笑顔で伝える勇気。日本人移住者とは心地よい距離感。外国人移住者との交流には、完璧でなくても挑戦する姿勢。子どもには安心感と小さな成功体験を。言葉の壁は決してマイナスではなく、親子の成長につながるチャンスです。ドゥマゲッティのフレンドリーな環境だからこそ、少しの勇気で大きな一歩が踏み出せます。