初めてドゥマゲッティでスーパーへ行った時、日本との違いに戸惑う方は少なくありません。
「探していた商品がない。」
「レジが思ったよりゆっくり進む。」
「日本では当たり前だったサービスがない。」
そんな経験をすると、「やっぱり日本は便利だな」と感じることがあります。
私自身も、フィリピンで暮らし始めた頃は同じでした。
でも、不思議なもので、そんな生活にも少しずつ慣れてきます。
「今日はこの商品がなかったから、別のもので作ってみよう。」
「レジを待っている間に店員さんや周りの人と少し話をしてみよう。」
最初は不便だと思っていたことが、いつの間にか日常になっていました。
そして、日本へ帰るたびに思うことがあります。
日本は本当に便利で、丁寧な国だということです。
海外へ出ると、日本の良さを改めて実感します。
同時に、フィリピンならではの人の温かさや、おおらかな空気にも魅力を感じます。
私は、「日本とフィリピン、どちらが良いか」を比べることに意味はないと思っています。
大切なのは、それぞれに良さがあることを知ることです。

親子留学も同じです。
海外へ行くことが目的ではありません。
日本を離れることが正解でもありません。
子どもたちが成長した時、「日本という選択肢もあるし、海外という選択肢もある。」
そう自然に考えられるようになれば、それは人生の大きな財産になると思います。
私たちが大切にしている「選択肢教育」とは、子どもの未来を親が決めることではありません。
世界にはさまざまな価値観や暮らし方があることを知り、自分自身で選べる力を育てることです。
ドゥマゲッティでの日常には、そのきっかけがたくさんあります。
だから私たちは、学校の情報だけでなく、この街で実際に暮らして感じる小さな発見も、ご家族にお伝えしたいと考えています。

戻る