こんにちは、ドマゲティ英語留学&移住センター(DEEC)代表の増田です。
今回は「インター校卒業後、世界が広がる!大学進学の可能性。」というタイトルで、インター校を卒業することで帰国後や海外での大学進学でどのようなアドバンテージがあるかを解説します。
インター校卒業後、世界が広がる!大学進学の可能性。
親子留学でインター校を卒業した後、「大学はどうなるの?本当に世界に道が開くのか」という疑問を持つ方も多いと思います。ここでは、信頼できるデータ・制度と、DEECで見てきた実例を基に、インター校卒業が大学進学にどのように役立つか、具体的に見ていきます。
1.国際スクール・インター校卒業の制度的・公的優位性
国際スクール・インター校の卒業は、大学進学において以下のような制度的・公開データでのメリットがあります。
●国際認証・カリキュラムの信頼性
多くのインター校は国際的な認定機関(IB 認定校、WASC(Western Association of Schools and Colleges)、その他国際基準に準じた認定)を取得しており、大学側から「この学校の卒業者は一定のレベルを満たしている」という信頼を得やすいです。
たとえば、IB(International Baccalaureate)プログラムでは、「時間管理能力」「ライティング力」「批判的思考」「国際的視点」など、大学で成功するための資質が育まれるとされています。
●大学・カレッジ入学要件への適合性
大学入学時、特に海外大学や国際系大学では「英語力(TOEFL・IELTSなど)」「学業成績(成績表・推薦状)」「探究型学習/論理的思考」「プロジェクト/プレゼンテーション能力」が重視されます。インター校の教育はこれらの要素をカリキュラム・授業活動で組み込んでいることが多く、卒業生はこれらの要件で有利になります。たとえば Southville International School & Colleges の国際校説明では、「国際学校で学ぶことが、世界的に認められた教育資格を持つという点で大学入学や海外進学に信頼される」としています。
●コストパフォーマンスと選択肢の豊富さ
フィリピンでは、多くの大学が入学基準として英語を重視しており、授業言語が英語または英語能力を証明できるかどうかが入学の重要な要素になることがあります。
インター校卒業というバックグラウンドがあると、この英語要件を満たしやすく、国内大学のみならず海外大学への進学の選択肢も拡がります。さらに、フィリピンの大学は生活費・授業料が比較的抑えめのところもあり、インター校卒業者であれば質とコストのバランスを取って進学先を選びやすいという利点があります。
●大学側が求める「グローバル人材」の育成
国際的な視野を持ち、異文化コミュニケーションができる人材は、世界的にも需要があります。インター校卒業生は多国籍なクラスメイトとの協働、英語での授業・プロジェクト発表・チームワークなどを経験しており、大学でもこのような能力が評価されるケースが多いです。
IB プログラムでも「大学が IB 卒業生を好む理由」の中で、こうした資質が挙げられています。

2.具体的に大学進学でどのような道が広がるか
インター校卒業後、進学先・進路の選択肢として考えられるものを具体的に示します。
●日本国内の大学(英語プログラム/国際系学部)
国内でも国際学部・グローバルコミュニケーション学部など、英語で授業を行うプログラムを持つ大学が増えています。インター校卒業生はこうした学部への出願で英語力・授業形式への適応力で有利です。
●海外大学(アジア・オーストラリア・ニュージーランド・アメリカなど)
英語力の証明(TOEFL, IELTS, SAT など)・課外活動・発表・プロジェクト型学習経験などが選考で重視されます。インター校でこれらの経験があれば出願書類が強くなります。
●奨学金獲得の可能性が高まる
英語での成績・発表・比較対象校での実績を持つ者には、大学・政府・民間の奨学金制度で“国際型奨学金”が利用できやすくなります。
●国内外の大学編入・交換留学プログラム
インター校で国際的な認定資格を持っていれば、交換留学や大学間提携プログラムに参加できる可能性が高く、大学生活の中でさらに海外経験を積むことができます。
3.親として確認すべき進学時のチェックポイント
インター校卒業後に望む大学進学を確かなものとするために、見学・学校選び・家庭準備で確認しておきたいポイントを以下にまとめます。
〇卒業証書・成績証明がどのような形式か(英語であるか・国際認証があるか)
海外大学進学時には英語での成績表・成績証明書が必要になるケースが多く、また IB や他の認定資格がある学校ではそのフォーマットが受け入れられやすい。
〇英語でのアカデミックライティング・発表・研究/プロジェクト経験がどれだけあるか
入試でエッセイ・小論文・研究レポートなどが課される大学では、これまでにプロジェクト型学習・発表の経験があると強み。
〇英語スコア(TOEFL/IELTS等)の準備制度
学校で予備試験や模試・対策クラスがあるか。卒業時にどの程度の英語スコアを持っているかを目標設定しておく。
〇カリキュラムの国際認証・国際標準との整合性
IB, Cambridge, WASC など国際認証のあるカリキュラムを採用しているかどうか。大学側が認めるカリキュラムかどうかを確認。
〇課外活動・ボランティア・リーダーシップ経験など
志望大学での選考で「学業だけでない人間力・活動経験」が重視されることが多いため、学校・家庭ともにこれらの機会を持たせること。
〇出願サポート・進路指導の体制
学校に留学・大学進学の経験を持つスタッフがいるか、推薦状や願書の添削をしてくれるかなど。
5.まとめ:インター校卒業が“大学進学”で世界を広げる理由
インター校を卒業することは、大学進学という道において以下のような強いメリットをもたらします。
〇英語力・国際認定カリキュラムのバックグラウンドにより、海外大学や英語プログラム入りの際の障壁が低い。
〇探究型学習・発表・プロジェクトなどの経験が、志望大学で重視されるスキルと合致していることが多い。
〇文化的適応力・異文化コミュニケーション能力が備わり、「グローバル人材」としてのポートフォリオが豊かになる。
〇自信・自主性・リーダーシップなど、学業以外の強みが育ちやすく、それが大学での生活・学習で大きなアドバンテージになる。

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