こんにちは、ドマゲティ英語留学&移住センター(DEEC)代表の増田です。
今回は、「インター校入学までの手続きフローをわかりやすく解説」というタイトルで、一般的なインター校(国際学校・英語校)への入学手順を、親御さんが迷わないようステップ形式で解説します。学校によって細部は異なるので、あくまで「目安+注意点付き」のガイドとしてご活用ください。
インター校入学までの基本ステップ(流れの全体像)
まずは、大きな流れをざっと押さえておきましょう。お子さまをインター校に入れる際には、以下のようなステップをたどることが多いです:
情報収集・見学・問い合わせ
出願(申請)準備
書類提出・(選考試験・面談)
入学許可/合格通知
*入学金などの納付手続きの流れに進み自然と入学という学校がほとんどです。
ビザ・滞在手続き(海外校・在外校の場合)
入学・初登校
以下、それぞれのステップを具体的に解説します。
ステップ 1:情報収集・学校見学・問い合わせ
やるべきこと!
●近隣のインター校のリストアップ:校風、カリキュラム、授業方式、所在地、学費、サポート体制などを調べる
●学校案内/パンフレット(現在はほとんどWEB情報)を取り寄せる
●ホームページで「入学案内」「学校ポリシー」「学費・奨学金」「英語サポート制度」などを確認する
●学校見学を予約する(校舎見学・先生や在校生との面談)
●保護者説明会/オンライン説明会があれば参加する
●問い合わせで「空きクラス・入学可能時期・条件」などを事前に聞く

見ておきたいチェックポイント(親の視点で)
入学枠・定員 すでに満席でないか、待機リスト制度があるか
生徒・国籍構成 日本人割合・外国人割合・多国籍環境かどうか
英語サポート制度 EAL/補習制度・バディ制度などがあるか
授業方式 授業はすべて英語か、日本語併用か・混合クラスか
学費・追加費用 授業料だけでなく入学金・教材費・制服代・施設費など
通学距離・交通手段 家から学校までのアクセス・スクールバスの有無
見学時の教室風景 授業の様子・教室環境・先生と生徒の関係性などを肌で感じる
ステップ 2:出願(申請)準備
見学・候補校を決めたら、いよいよ出願準備に進みます。
やるべきこと!
出願要件・提出書類を確認(学校によって異なります)
必要書類を準備:下の「提出書類リスト」を参照
書類を英語に翻訳・認証する必要があれば手配
出願手数料を支払う(多くの学校では出願料が発生)
出願締切日・選考日程をカレンダーに記す
提出書類例(多くのインター校で共通するもの)
出願申込書 学校指定のフォーム
パスポートまたは出生証明書 お子さまの身分・年齢確認のため
保護者の身分証明・パスポート 保護者情報確認のため
最近の成績表(翻訳版) 過去 1–2 年分の在籍校成績
英語能力証明 英語力を判定するための試験・テスト
推薦書(前校教員など) 教員からのお子さまの性格・学力に関する証言
健康診断書・予防接種記録 学校生活に適した健康状態の確認
住居証明・住所確認書類 家庭の住所確認用
ビザ・許可証等(外国人の場合) 実際に滞在・学習可能かを確認するため
ステップ 3:入学許可・合格通知・登録
選考を通過すると、学校から合格通知が送られます。その後、入学手続きを進めます。
*書類受諾の段階で入学手続きという学校も多いです。
合格通知を受け取る:正式オファー(Offer Letter)
オファーを受け入れる意思表示(返事)
入学金・保証金などの支払い(多くは返金不可)
正式登録:生徒情報の最終登録・契約書署名
制服・教材・ロッカー・ID 発行などの準備
オリエンテーション(親子参加・学校ルール説明など)
ステップ 5:ビザ・滞在・入国手続き(海外校・在外校に通う場合)
海外校・インター校が外国にある場合、学校入学だけでなく滞在許可や学生ビザの手続きが重要になります。
注意すべきこと・流れ!
学校から発行される入学許可証/受け入れ通知をもとにビザ申請
必要書類:パスポート/写真/資金証明/入学許可書類/保険証書など
滞在許可取得:学生ビザ・滞在ビザを現地の移民局で取得
養護者または現地保証人・保護者の維持手続き(未成年の場合)
入国前の準備・空港送迎などの手配
(日本国内・フィリピン国内校の場合はビザ問題がない学校もありますが、外国校に通う場合は必須)
注意点・ポイントまとめ(親として押さえておきたいこと)
出願時期を早めに 人気の学校・学年は満席になりやすいため、見学→出願は余裕を持って
書類の抜け落ちに注意 翻訳・認証・署名など漏れがないようにチェック
学校の合否基準を理解 英語力だけでなく学業成績・態度・面談など総合評価が多い
サポート制度の確認 英語補助・EAL・発達支援などがあるかどうか
入学後のフォローアップを考えておく 最初の1~2年は橋渡しが必要なことが多い
在留・滞在関係の制度を事前に確認(特に海外校)

戻る