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ちょっと話を聞いてみた、だけの始まり。

  • 2025.12.20

留学、移住します!

じゃなくて、「ちょっと話を聞いてみた」だけの始まり。

 

ZOOMミーティング相談の最初に、こう言われることがあります。

 

「最初に言っておきますが、移住を決めているわけじゃありません」

 

これは短期留学検討中の方も同じです。

 

でも、それを言われて困ったことは一度もありません。

 

むしろ、ほとんどの方がそうだからです。

 

これまでサポートしてきたお母さんたちは、最初から大きな決断をしようとしていたわけではありません。

 

・今の生活が合っているのかわからない

・子どもの教育、このままでいいのか不安

・将来の選択肢を知りたい

 

そんな気持ちを抱えながら、

「ちょっと話を聞いてみた」

 

それが、すべての始まりでした。

 

僕自身も、フィリピンに来る前から「ここに住む」と決めていたわけではありません。

 

まずは現地を見て

暮らしを知って

家族の反応を見る

 

合わなければ、戻る。それくらいの気持ちでした。

 

結果的に今は住んでいますが、

その過程で何度も考え直しています。

 

だからこそ、「決めきれない」という状態が、とても自然だと思っています。

 

相談に来られるお母さんたちは、だいたい同じようなことを話します。

 

「毎日は回っているけど、この先が想像できないんです」

 

「頑張っているのに、状況が変わっている気がしなくて」

 

その言葉を聞くたびに、頑張りが足りないんじゃない、と感じます。

 

むしろ、頑張り続けてきたからこそ、立ち止まりたくなっている。

 

ドゥマゲッティという街は、決断を迫ってくる場所ではありません。

 

生活費は比較的抑えやすく

治安も落ち着いていて

人の距離感が近すぎない

 

試しに暮らしてみる

学校を見学してみる

実際の生活リズムを体験してみる

 

そういうことが、大げさにならずにできる。

 

「やってみてから考える」それが許される環境です。

 

日本人として当たり前にある、

(決断する本人の責任)という謎の足かせ。

 

ただ無責任かもしれませんが、本音で思うのが、

そんなにしっかりした判断や責任を持つ必要が本当にどれだけあるのか?

 

ということです。

(子供を持つ親だから)

親が間違ってはダメ?

 

(間違った判断をしてしまったらどうする!)

やり直せばいいだけじゃない?

 

(世の中そんなに甘くない)

誰が決めたこと?あなたは、やったことあるの?

 

世間や周囲、時には家族親戚、基本的にはネガティブしか言いません。

 

なぜなら、それが失敗しない楽な生き方だから。

 

 

 

 

話を戻します((笑)。

 

あるお母さんが、こんなことを言っていました。

 

「最初は、相談したら何か決めなきゃいけないと思っていました」

 

でも実際は、話をしただけで気持ちが少し整理された。

 

行くかどうかは、そのあと考えればよかった。

 

「聞いてよかった」

その一言が、今でも印象に残っています。

 

父親として思うのは、家族にとって一番大切なのは、勢いのある決断より、

納得のある一歩だということです。

 

急がなくていい。

比べなくていい。

 

「移住します!」「留学します」と決めなくてもいい。

 

「ちょっと話を聞いてみた」

それだけで、視野は少し広がります。

 

もしも今、

 

・何か変えたい気持ちはある

・でも、何をどうすればいいかわからない

・大きな決断をする余裕はない

 

そんな状態なら。

 

まずは、話だけで十分です。

 

決めなくていい。

動かなくてもいい。

 

ただ、今とは違う暮らし方の話を、一度聞いてみる。

 

なぜなら、情報が少ない状態から判断するよりも。

 

豊かな情報、現地のリアル、お金のこと、もっとセンシティブな疑問。

 

何でも納得してから考えるなり、決めるなりが一番自然です。

 

 

父親として、現地で生活している立場として、現実的な話は、正直にできます。

 

「移住します!」じゃなくて、

「ちょっと話を聞いてみた」。

 

そのくらいの始まりで、

ちょうどいいと思っています。

 

まずは、

お話だけでも、お待ちしてます。