こんにちは、ドマゲティ英語留学&移住センター(DEEC)代表の増田です。
【総集編】ドゥマゲッティ親子留学・移住完全ガイド
このシリーズでは、親子でドゥマゲッティに留学・移住する際に直面するであろう10のテーマを掘り下げてきました。到着から生活基盤の確立、学校手続き、住居や医療の確保、さらには観光や余暇の楽しみ方まで、幅広くご紹介しました。今回はその総まとめとして、親子で安心して留学生活をスタートするための全体像を整理していきます。
① 到着後の準備と心構え。
最初の数日は「慣れること」が最優先です。飛行機移動の疲れを癒し、時差や環境の違いに体を合わせるために、ゆとりを持ったスケジュールが必要です。空港からの移動や宿泊先の確認、最低限の生活用品の購入などを済ませるだけでも大きな一歩。
② 学校選びと入学手続き。
ドゥマゲッティには私立・公立・インターナショナルスクールが揃っており、家庭の目的に応じた選択が可能です。入学に必要な書類は学校によって異なりますが、基本的には出生証明や成績証明、健康診断書が必要です。
*もちろん、当センターでは学校見学からの学校選び、入学手続き同行など、英語に心配がある方へのサポートも常時行って言います。
フィリピン教育省(DepEd)はこう述べています:All children, regardless of nationality, have the right to quality and accessible education in the Philippines.(国籍を問わず、すべての子どもはフィリピンにおいて質の高い教育を受ける権利を持っています。)出典:Department of Education Philippines
このように子どもの教育については特に国家を挙げて支援する姿勢が整っているわけです。
③ 住まいの確保と生活基盤。
短期滞在であれば家具付きのアパートやコンドミニアムが便利です。長期滞在なら、学校やスーパー、病院へのアクセスを重視するのがポイント。物件探しは現地に精通したサポートがあると安心です。
④ 食生活の工夫。
地元市場では新鮮な野菜や果物、魚介が手に入ります。日本食材は輸入品として高価ですが、上手に現地食材を取り入れることで健康的かつ経済的な食生活が可能です。親子で一緒に料理を楽しむのもおすすめです。
⑤ 医療と緊急対応。
ドゥマゲッティには私立病院が複数あり、外国人でも利用しやすい環境が整っています。常備薬や簡単な救急セットを持参し、かかりつけ医を決めておくと安心です。
⑥ 親の生活リズムづくり。
子どもを学校に送り出した後の時間をどう使うかも重要です。語学学校で英語を学ぶ、仕事をリモートで続ける、趣味や交流に時間を使うなど、自分自身の生活の充実が長期滞在を成功させる鍵となります。
⑦ 買い物と物価感覚。
スーパーは輸入品中心で割高ですが、地元市場は新鮮で安価。両方を使い分けるのが賢い方法です。日本から調味料や子どものおやつを持参しておくと安心。
⑧ コミュニティとの関わり方。
現地の人々はフレンドリーで、挨拶を交わすだけでもすぐに打ち解けられます。地域のイベントや学校行事に参加することで、親子ともに地元に溶け込みやすくなります。
⑨ 子どもの適応とメンタルケア。
最初は言葉や文化の壁に戸惑いますが、子どもは驚くほど早く順応します。親が焦らず見守り、家庭内では安心して日本語で話せる時間を持つことも心の安定につながります。
⑩ 観光と余暇の楽しみ方。
アポ島でのシュノーケリングやバレンシアでの温泉、シキホール島への小旅行など、週末に気軽に行ける観光スポットが豊富です。観光省も「家族向けアクティビティは絆を強め、思い出を作り、文化理解を促進する」と推奨しています。
● 増田からのメッセージ。
親子留学や移住は、最初は不安も多いですが、一歩踏み出すと「想像以上に豊かな体験」が待っています。ドゥマゲッティは物価が安く治安も安定しているため、安心して子育てしながら英語教育を受けられる理想的な環境です。
私自身、家族でここに暮らし、日々の生活の中で小さな発見や学びを積み重ねてきました。その経験から強く感じるのは、「親が安心して笑顔でいることが、子どもの成長にとって最大の支えになる」ということです。
これから親子での留学や移住を検討されている方は、どうぞ肩の力を抜いて、まずは短期でも良いので実際に来てみてください。ドゥマゲッティの人々と自然が、きっと温かく迎えてくれるはずです

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