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1年でここまで成長!親子留学の成果を徹底解説

  • 2025.11.22

こんにちは、ドマゲティ英語留学&移住センター(DEEC)代表の増田です。

今回は「1年でここまで成長!親子留学の成果を徹底解説。」というテーマで、「英語初心者・子どもがインター校通学をはじめて1年でどれだけ伸びるか」の可能性と注意点を、わかりやすくお伝えします。

 

1.公的研究・制度から見た「1年での英語成長」の目安

まず、英語を母語としない子どもが英語環境に身を置いたとき、1年でどれくらい成長するかを示す研究・制度上の情報を見てみます。

ISM の “English as an Additional Language” プログラムでは、Grade 1〜10 の生徒を対象に、学年授業と EAL 教員との分離授業を併用しながら、言語支援を行う仕組みが明記されています。これにより、英語初心者でも学年相当の授業にアクセスできるよう段階的に支援がなされます

このような制度がある学校では、1年以内に「授業で使われる英語表現が耳に入る」「簡単な質問や挨拶ができるようになる」「聞き取り力・理解力が改善する」などの成果が期待されます。

特に初期段階では聞く力の成長が比較的速く、読み書き能力は時間がかかる傾向が見られるとの記述があります。

したがって、1年で一定の聞き取り力・簡単な話す力をつけることは、多くの研究で支持されている成果の一つです。

 

親の関わりと識字能力発展との関連

フィリピン国内の小学校における研究 によると、家庭での読み聞かせ(自然な英語の使用)・宿題支援・保護者と学校の連携等がある子どもは、読み書き能力・語彙・理解力の向上が著しいという結果があります。

親子留学を選ぶ家庭では、親の関与が高まる可能性が高いため、それが英語・識字能力の伸びに寄与することが期待できます。所謂そこが強みです。

これら制度・研究から導かれる傾向として、 1年での目安として「聞く能力の改善」 が期待される、というものが一般的です。

 

 

2.DEEC で見てきた「1年での親子留学成果」の実例

次に、DEEC が実際にサポートしてきたご家庭で、インター校通学を始めてから1年後に見られた成長例をいくつか紹介します。

 

〇ケース A(低学年・英語ほぼゼロ) 英語での挨拶もままならない程度

教科語彙予習/家庭での英語絵本読み聞かせ・動画視聴

聞き取り力がかなり改善(先生の指示が理解できるように)

・「What is this?」「May I go to the restroom?」など簡単な会話表現を自発的に使い始める

・授業の一部で質問できるようになり、宿題も英語で挑戦するようになる(完全には難しい)

 

〇ケース B(中学年・英語指示は部分理解)簡単な英語は聞き取れるが教科語彙に弱い

家庭読書・課題の語彙事前チェックするように努力。

読み書き力の向上(短文レベルで作文ができるように)。

理科・算数で使われる専門語彙に慣れ、問題の意味を正しく理解する機会が増える。

友だちとの放課後会話で英語を使う回数が増える。

 

〇ケース C(高学年・英語指示は聞き取り可能だが発表には自信がない)

授業指示はある程度理解できていた 。

クラス発表練習・グループワーク・教科語彙強化。

授業で発表・ディスカッションに参加する機会が増える。

・長めのエッセイや自由作文で表現の幅が広がる

・教科内容(歴史・社会など)の文章問題での読解ミスが減る

 

これらの家庭では、1年で聞く・話す力が目に見えて改善し、読み書きの初歩段階に入るという成果が共通して見られました。ただし、英語初心者スタートの子では、「まだ完全にスムーズにはできない」「教科語彙・表現力には伸びしろが残る」という状態が多いことも事実です。

 

 

3.1年でここまで伸びる条件と影響する要因

成長しやすい条件

 

〇毎日の英語接触量が多いこと

授業以外にも、家庭で英語を使う時間・英語の絵本・動画などを取り入れているかどうかが大きく作用します。

*あくまで自然で無理のない形で

 

〇学校のサポート体制が充実していること

言語支援教員・小グループ支援・教科語彙予習・発音矯正などの体制がある学校だと伸びが早い。

*学校ごとに要確認

 

〇子どものモチベーションと性格

恥ずかしさを乗り越えて発言する勇気を持てるか、練習を継続できるか、挑戦する気持ちを持てる性格要因も影響します。

 

〇親の関与・支援

家庭での読み聞かせ・宿題チェック・発話練習・英語教材の購入など、親が支援するほど成果が出やすくなります。

*ただし無理な強制は逆効果に

 

 

4.注意点・「思ったほど伸びない」と感じる理由

1年で大きな成長を期待するあまり、「思ったほど伸びない」と感じることもあります。以下のようなケースでは伸びが限定されがちです。

 

〇英語接触が授業だけに限られており、休み時間・家庭での英語使用がほとんどない

 

〇補習や EAL サポートへの参加が少ない・補助体制が十分でない

 

〇教科語彙・専門語彙の差が埋まらず、授業内容理解に苦労し続ける

 

〇子どもが発言を避ける性格・恥ずかしさを感じやすい環境下(間違えることを怖がる)

 

〇クラス数が多く、先生の目が行き届かない・個別フォローが難しい学校

 

 

5.まとめ:1年で見込める成果と親の期待値

親子留学・インター校通学を始めて 1年で期待できる成果 としては、「聞く力・理解力の改善」「簡単な発言・質問ができる」「読み書きの入り口段階」「教科の理解におけるつまづきの軽減」などがあります。

 

ただし、最終的な語彙力・発展的な表現力・教科書レベルの読解などは 2〜3年かけて磨かれていくもの であり、1年だけで完全に「英語ネイティブに近い流暢さ」が得られるわけではありません。

 

重要なのは、成長を段階的に見守ること。最初の3~6か月・1年ごとに「できるようになったこと」を具体的に確認し、伸びた部分を喜び励ましながら、次の目標を設定することです。