こんにちは、ドマゲティ英語留学&移住センター(DEEC)代表の増田です。
海外移住や親子留学の大きな魅力のひとつが、子どもが「国際的な友達」を作れることです。
同じ年齢の子と一緒に遊び、言葉や文化の違いを超えて笑い合う姿は、親にとって何よりの喜びですよね。しかし、実際に現地に来てみると、最初の一歩を踏み出すまでに子どもは不安を感じたり、勇気を出せずに戸惑ったりすることもあります。そんなとき、親がどんなサポートをするかで、子どもが友達を作るスピードや安心感が大きく変わってきます。
ここでは、子どもが国際的な友達を作るうえで親ができるサポートを、具体的にご紹介します。
1. まずは「安心できる土台」を作る
子どもにとって友達を作る前提は「自分は安心してここにいていいんだ」という気持ちです。環境が整っていなければ、友達づくりに挑戦する余裕が生まれません。
親ができること
:日常のリズムを安定させる
:睡眠や食事の習慣を整え、体調や気分が安定しているとチャレンジしやすくなります。
ママがリラックスする
:親の不安は子どもに伝わります。ママが笑顔で「楽しんでおいで」と送り出すことが安心感につながります。
母国語で気持ちを表現させる
:「今日はどうだった?」と日本語で気持ちを整理させることで、安心して次の日に挑戦できるようになります。
2. 簡単な友達づくりフレーズを練習する。
子どもにとって「最初の一言」が最大のハードルです。
そこで役立つのが、短くて簡単な英語フレーズ。
「Can I play?(一緒に遊んでいい?)」
「What’s your name?(名前は?)」
「Let’s play!(遊ぼう!)」
これらを親子でゲーム感覚で練習しておけば、子どもは自信を持って声をかけられるようになります。ママが一緒に覚えると、「ママも頑張ってるから自分も」と勇気を持ちやすくなります。
3. 遊びやすいきっかけアイテムを用意する
言葉の壁があっても、遊びは世界共通。
特に小学生くらいまでは、言語よりも遊び道具が友達づくりのきっかけになります。
おすすめアイテム
: ボール シャボン玉 なわとび 小さなお菓子を分け合う
こうしたアイテムを持って公園や学校に行くだけで、自然と「一緒に遊ぼう!」と輪が広がります。
4. 小さな成功を一緒に喜ぶ
初めて「名前を聞けた」「一緒に遊べた」という経験は、子どもにとって大きな成功体験です。これを親がしっかり認めてあげることで、子どもは次の挑戦に向かう勇気を持てます。
具体的なサポート例
:「今日は○○ちゃんと遊べてよかったね!」と大げさなくらいに褒める。絵日記や写真で残すことで、子どもが自分の成長を実感できる。「また明日も遊べるといいね」と次につなげる声かけをする。
5. 異文化を「怖い」ではなく「面白い」と伝える
国際的な友達を作る上で大切なのは、「違いを楽しむ気持ち」を子どもに伝えることです。食べ物、遊び方、言葉のアクセント…日本と違うことに驚くのは当たり前。でもそれを「変だね」と受け止めるのではなく、「面白いね!」と感じられるように導くのがママの役割です。
例えば
:「その遊び、日本にはないよね。教えてもらえてよかったね!」
「発音がちょっと違うけど、それがかっこいいよね!」
こうしたポジティブな視点を持てば、子どもは国際的な交流を楽しめるようになります。
6. 親も挑戦する姿を見せる
子どもは親の姿をよく見ています。ママ自身が「英語が得意じゃないけど、頑張って話しかけてみよう」と挑戦する姿は、子どもにとって最高の励みになります。
ママが現地のママに笑顔で「Hello」と挨拶する
レストランで積極的に英語で注文する
簡単な言葉でも堂々と伝える
その姿を見て、「ママも頑張ってるから、自分もできる!」と子どもは自然に思えるのです。
まとめ
子どもが国際的な友達を作るには、親のサポートが欠かせません。
安心できる土台を整える。
簡単なフレーズを練習する。
遊び道具をきっかけにする。
小さな成功を一緒に喜ぶ。
異文化をポジティブに伝える。
親も挑戦する姿を見せる。
これらを心がけることで、子どもは自然と国際的な友達を作り、異文化の中で自信を持って生きていけるようになります。海外親子留学は「勉強」だけでなく、「心の成長」を親子で体験できる大きなチャンス。
ママのちょっとしたサポートが、子どもの未来を広げる力になります。