main-img

ドゥマゲッティでインター校に通う日本人の割合は?英語環境は十分?

  • 2025.11.17

こんにちは、ドマゲティ英語留学&移住センター(DEEC)代表の増田です。

今回は「ドゥマゲッティでインター校に通う日本人の割合は?英語環境は十分?」というテーマで、実例を交えて、「日本人児童がどれくらいいるか」「英語環境がどの程度整っているか」を明らかにし、皆さんとして知っておくべきことをお伝えします。

 

1.「日本人児童の割合」について。

まず結論から言うと、現時点で「ドゥマゲッティのインター校に通う日本人児童の割合」について、公開されている公式統計は ほとんど存在していません。学校ごとの生徒構成が非公開であったり、外国人比率のカテゴリーはあっても「国籍別」「日本人のみ」という細分まで報告している学校・機関は限られています。

語学学校などでは「日本人の学生比率」が季節によって 40~70% になるという情報があります。これはあくまで語学留学を目的とした学校での数字で、インター校(現地校通学型)とは性質が異なります。

私立の語学学校には経営方針があり、その学校ごとでどの国の生徒をターゲットにするかを選択する習慣がありますので、学校により生徒へのマネジメントがあります。

また、Japan Timesなどの報道でも、「フィリピンが日本人留学生の目的地として人気である」ということは触れられていますが、インター校通学/親子留学における日本人割合までは言及されていません。

 

 

2.英語環境は十分か?公的・研究情報および現場からの実感

「英語環境が整っているか」は、学校の方針・生徒構成・教師の質・クラスでの使用言語など複数の要素によります。以下、公式・研究・私たちDEECの経験から見えていることをまとめます。

 

●公的・研究で見える英語環境の特徴

フィリピンは英語が公用語の一つであり、教育制度(特に私立校・インターナショナルスクール)では英語で教科を教える学校が多数あります。英語が日常生活・メディア・ビジネスで使われる場面が多いため(法律的な文章や契約証書などはすべて英語表記が標準)。

インター校以外でも英語を耳にする機会が豊かです。これは学習環境の基盤になります。

日本人生徒・学習者の調査でも、「フィリピン滞在中は英語での生活・学びに押されて、英語に触れる時間が伸びた・発話量が増えた」という自己申告が多いです。

研究 “Learning Outcomes and Self-Perceived Changes Among Japanese Learners …” などで、英語初心者でも英語環境があることで変化を感じられることが報告されています。

 

 

DEECでの実感・ドゥマゲッティ現地校での英語環境

DEECで留学をサポートしてきた中で、ドゥマゲッティのインター校に通う日本人児童が経験している「英語環境」の実際は以下のようなものです。

 

〇授業での英語使用率が高い

インター校では教科授業(数学・理科・社会など含め)を英語で行うことが基本。授業の指示・説明・発表も英語であるケースがほとんどです。

 

〇休み時間/学校の遊び・友だちとの会話

日本人児童が少ない学校であれば、同じ外国人児童や現地フィリピン人児童との会話は英語になることが多く、「英語を使わざるを得ない状況」が自然に生まれています。

*多国籍の人が集まった場合、やはり英語を共通言語にするのが一番公平感があるという価値観ですね。

 

〇サポート体制あり

学校によりますが、英語がまだ慣れていない児童に対する EAL/補助クラスやバディ制度・教科語彙の予習などがある学校があり、発話・理解を助ける環境を整えているところがあります。

*授業時間外の場合などが多い。

 

〇文化・言語ミックスの機会

異なる国籍・言語背景を持つ子どもたちとクラスメイトになることが多く、多文化交流・英語以外の言語・文化にもふれる機会があります。これは英語学び以外にも理解力・適応力を育てる要素です。

当センターの感じることとして、この(言語以前の相手に対する思いやり)が、一番将来のお子さんの精神財産になると思っています。

 

3.日本人割合・英語環境の不足とその改善ポイント

しかし、「十分な英語環境」でないと感じるケース・改善が必要なポイントも存在します。親として知っておいた方がいい点です。

 

〇日本人が比較的多い学校やクラスでは、日本語を使う友だち・休み時間の日本語会話が発生しやすく、結果として英語使用量が減ることがあります。

 

〇英語初心者だと、発言を恐れたり間違えを避けるために消極的になりがち、これが友だちとのコミュニケーション機会を減らしたり、発話の練習量を減らす要因になります。

 

〇家庭における英語との接触量(家庭での英語使用・インプット源)によって、英語環境の体感に大きな差があります。

*遊びから英語に触れる環境の提供が理想です。

 

 

4.親としてチェックすべき質問と環境確認のポイント

「英語環境が十分かどうか」を見極めるため、学校見学・問い合わせ時に親が確認すべき事項を以下に整理します。

 

〇生徒の国籍割合(外国人比率・日本人割合)

「何%の生徒が外国籍ですか?」「日本人は何人/何%くらいですか?」と聞くことで、授業以外の英語使用の機会を予測できる。

〇授業中の英語使用率・言語ポリシー

「数学や理科など主要教科も英語で行われますか?」「先生は指示・説明を英語のみで行うか、それとも翻訳や言い換えがありますか?」

〇英語補助制度の有無と充実度

「生徒が英語初心者だと判断された時、どのような補助体制がありますか?」「小グループ補習/バディ・パートナー制度/言語サポートクラス」などを聞く。

〇休み時間・友達同士の言語環境

「休み時間や放課後、生徒同士はどの言語で話すことが多いですか?」という質問で、実際の英語使用場面を観察できる。

〇家庭との協力・家庭での英語インプットの促し

「家庭学習で英語を使う教材が紹介されますか?」「英語の読み物・動画・発音練習など家庭でできるサポート情報を提供してもらえますか?」

 

 

5.総合評価:日本人割合は低め、英語環境はおおむね良好だが“十分”とは言い切れない

これまでのデータと実例を踏まえると、次のような総括ができます。

日本人児童の割合はインター校ではおおよそ 非常に低め~中程度であることが多く、特にドゥマゲッティのような都市では、外国人児童の中で日本人はさらに一部分であることが多いです。つまり「学校全体の英語環境を日本人が支えるわけではない」が、その分、英語使用の機会は十分に存在すると言えます。

英語環境については、多くのインター校で教科授業が英語で行われ、発話・聞き取り機会が多く、補助制度が整備されているところが多いため、「十分な環境」と感じる保護者・児童も多数います。

 

ただし「完全に英語だけしか使わない環境」かどうかは学校ごとの差が大きく、生徒の国籍構成・教師の方針・家庭でのサポートなどによって「英語環境の良さ」の体感が変わります。

 

 

6.DEECからのアドバイス:親ができる“英語環境を充実させるための工夫”

親子留学をこれから始める方に向けて、「英語環境をより十分にする」ためにできることをいくつか提案します。

〇入学前に英語に少しでも毎日触れる機会を増やす(絵本・英語の動画・英語アプリなど)ことで、授業開始時の英語ショックを減らす。

 

〇学校見学時に上記のチェック項目で確認する(特にどれくらい英語しか使わない時間があるか)。

 

〇休み時間・放課後に英語を使う友だちを作るよう促す。

 

〇家庭でも英語のルールを作る(たとえば週に何回か英語だけで話す時間を作る)など、インプットとアウトプットの機会を増やす。

 

〇学校の教師やサポート教員と協力して、子どもに合ったフォローアップをお願いする。英語初心者であれば、補習や 個別プランなどを早期に組んでもらう。